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by honeyrecords

綿の国星/大島弓子

b0032046_20211271.jpg 女の子の柔らかい感性をそのまま作品にしたのが大島作品の素晴らしさ。
清純で、純真無垢、かつ惨酷な処女漫画の極致です。
 その中でも、名作中の名作「綿の国星」。おそろしいほどの美しい日本語と、かわいらしい絵で、けっこう惨酷な物語を書きますね、大島センセ。
 動物番組のVTRで犬にしゃべるナレーションを入れるのは、なんか、犬を人間に見せるためだけど、この物語は人間を猫に見せる作品。猫が見た人間世界を、チビ猫が描き出します。
人間が当たり前に感じる全てのことを、猫の視線で見ると、「リンス」も「苺」も「パチンコ」も美しく幻想的に映るのですね。すんばらしい。
大島弓子は人間とは違う視点で世界を見ている。天才です。
 こんなに柔らかな感性の持ち主だったら、人間世界で普通に暮らすのは
さぞ、痛いだろうなって、感じます
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by honeyrecords | 2004-10-21 19:57 | ロックな漫画