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by honeyrecords

ツインフォールズアイダホ

b0032046_19343189.jpg現実の双子に興味はないんですけど、マンガ、映画の双子ものに弱い私。
美形でそっくりな二つの並んだ顔をみると、奇妙で神秘的な何かを感じるんです。
で、シャム双生児の作品ツインフォールズアイダホ。萩尾望都の作品「半神」と同じく、つながった二人の一人が弱っていくっていうやるせないストーリーに恋愛がからんでたまらない気持ちになります。「シャイニング」も「ブルームーン」も双子って言うのは幸福と遠く不完全、二人で一人っていう描き方をしたがることが多い。ザッキンの彫刻ビンセントとテオのごとく、二人の心の中には同じ心象風景が流れていくのでしょうか?
 友人とビデオ鑑賞して、おもしろくなかったら途中でやめようね。とか、いってたのに、めちゃおもしろくて最後までダーっと中だるみなく見られました。
 物語、あらすじは、ブレイク(元気な方)とフランシス(死にかけてる方)が死期を予感して、死に場所を求め出生の地アイダホを訪れます。きっと、一回くらい女性を抱きたかったのか娼婦をホテルの部屋に呼び出し、ハロウィンの夜には自分を産み捨てた母を訪ねます。そして、娼婦と恋に落ちるブレイク、そのことによって自分の存在意義に死期を目前にして失うフランシスの二人で一人の切ない物語。フランシスと共有している臓器があるため、元気なブレイクにとってもフランシスの死=自分の死を意味していたのですが、最終的にはブレイクは分割手術を受け、一人で生きることになります。一つの体と二つの人格(しかし、人格は二つであったり一つであったりして、かぎりなく一人に近い二人)を持つ奇跡。切ない切ない物語でした。
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by honeyrecords | 2004-10-21 19:08 | ロックな映画