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by honeyrecords

and young..  過去レビュー(2003年春頃)

b0032046_20532238.jpg ほんの数回しか見てから、まだよくわかんないのが実のところ。
でも、今夢中なバンド、それがand young…。
 私は、AGEのボーカリストのしの山くんの歌を聴くといつも「夢喰いドガ」という漫画の一節を思い出します『やることなすことすべからく7歳児 遊びだけにエネルギーをついやす大きな子供』頭じゃなくて感性で書かれた歌詞から溢れ出す無遠慮なパワーでいつも夢中にさせてくれます。演奏が…とか、曲が…とか、歌詞が…とか、何か一つが素晴らしく秀でたバンドではなく、存在がやんちゃで無駄なほどパワフルな感じが大好きなんです。
 で、閑話休題。AGEへの賛美はこれくらいにして、ここからが、and young…へのラブレターです。

 最初にand young…が私を夢中にさせてくれたのは、バンドの歌詞の繊細さや音のキラキラ感、楽曲の良さもさることながら、ボーカリストのMCの端々に飛び出す日本語のセンスの良さでした。決して強そうじゃない前世代的な風貌の青年の口から発する、強がってて粋がってて、それでいてちっとも寒くない発言。おおぅ、きゃっこいーい!イイカンジ!なんて素敵!ブリリアント!でした。
 誰一人今時のお洒落が大好きっぽいモダンボーイのいないバンドなのに、ださくない!うんこ臭くない!っていうか暑苦しい兄さんしかいてないのに、なんか飄々として凛として(花田恵子かい?)清々しくて、しかもボーカリストが色っぽい。オラ、ワクワクしてきたぞぉ!(孫悟空)。もとい、アタイ、ムラムラしてきたわ!なのです。 歌詞もグレイトです、アンバランスな大人子供、もしくはとっちゃんぼうやが描き出す、なげやりで強がりなロマンチック世界が絶品。わがままなネガティヴィティが絶品。誰でも想像できる、情景を誰もがあんま思いつかないバランスで綴ってます。歌詞にありがちな形容もなんとなく、加納良英的で良いです。別に特別じゃないような歌詞なのに、ちょっと特別で独特です。んー、上手に伝えられないなぁ。残念。
 またギターの音も素敵。カキーンとしてんのにグルグルしててキラキラです。大好きな友人の台詞をぱくっていいのなら、ピックが弦に触れるたびに音がキラキラしたガラスの破片になって飛び散って、綺麗なくせに鋭角で胸にささる(○ぐちさん賛美→河相守/from shingから勝手に引用してみた/ちゃんと今回伏字にしました)なのです。
 曲の静と動のバランスもときめくし、日本語の乗せ方も絶妙。加納良英のちょっと鼻にかかった甘い声も最高。ライブで曲中にスキャットちゅうの?ハミングちゅうの?を頻繁に入れるんだけど、なんかね、スイートでね、キュンとなる。エレカシの宮本の「フッ」っていうのはね、連呼しすぎて疲れるんだけど、加納良英のハミングはときめくね。マジで。 なんかね、誉め言葉がツラツラ出てきて自分が恥ずかしくなってまいりました。これにて打ち止め。 これは余談になるんですけど…。and young…のボーカリスト加納良英のソロにAGEしの山氏と出かけたときに、歌詞推考してんだろうなぁ、日本語選んでるんだろうなぁ、と、思い、しの山氏に「日本語綺麗やな。すっごい推考したはんのかな?」と話し掛けるとしの山氏からは「そうやなぁ」とのお答え。「しのさんは?推考してる?」とのクエスチョンに彼からの素晴らしいアンサー。「んー?出たとこ勝負!」。わお!最高!どっちも大好き!
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by honeyrecords | 2004-09-25 20:51 | ★あ行